バンボレオのドン、ラサリート・バルデースの父親ラサロ・バルデース(Sr.)は、ベニー・モレーのバンダ・ヒガンテでキャリアをスタート。1958年から63年まで在籍し、ベニーのバンドの最後のピアニストであったとのことです。
本作は、その2人の連名によりベニー・モレーにオマージュを捧げた2017年作。CD-Rでの流通品となります。両者ががっぷり四つに組んだ、というより、音楽監督&プロデュースを務めるパパ、ラサロと彼のバンド、ソン・ジャズを軸に、息子ラサリートがサポートしたという役割分担となるのではないかと思います。歌手は曲により、ペドリート・カルボ、ベアトリス・マルケス、タニア・パントーハ、シスト・ジョレンテ・“エル・インディオ”、エルネスト・ドゥアルテらが持ち回りで務めています。また、ベニーの長女イルダ・モレーが歌手として2曲で特別参加。また、ヴァイオリンの名手ダゴベルト・ゴンサーレスがゲストで参加しています。ベニーのレパートリーばかりを取り上げていますが、「コモ・フエ」などメドレーでちょこっと触れつつ、定番回避気味な選曲にもこだわりを感じさせます。要所にベニー楽団の録音挿入。ボレロ・チューンにもしっかりスペースを割きつつ、ラストはレゲトン要素も取り入れて突っ走ってます。(サプライヤーインフォより)
1. No Hay Tierra Como La Mía
2. Conocí La Paz
3. Ahora Soy Tan Feliz
4. El Desdichado
5. Me Gusta Más El Son
6. Tú Me Sabes Comprender
7. Alma Libre
8. Bombón De Pollo
9. Popurri “Benny En Mi”
10. A Mi Padre
11. Tumba Tumbador
12. Elige Tú