LAILA MORAD (or LEILA MOURAD)

1930~50年代に活躍し、人気絶頂期に突如引退したエジプトのユダヤ系女性歌手レイラ・モラッドのエジプトSOUTELPHANE 盤が限定入荷しました。DESERT JAZZ Dさん BUNBONIさんが続けて絶賛していたので(無断リンクすみません)気になっていた方も多いでしょう。一曲目のみ10分強。残り7曲は4分ほどの聴きやすい長さ。西洋オーケストラを取り入れたアラブ近代歌謡を中心に、サイーディ、タンゴ調、マンボ調のアレンジまで。当時からアラブ音楽はハイブリッド化が進んでいた事が伝わってきます。レイラの歌声はウンム・クルスームより軽妙で、適度に土臭く、現代のシャバービー歌手とは明らかに異なる美学が感じられます。アラブ古典歌謡のミッシングリンクがまた一つ埋まりました。

>こちらモロッコ盤
MOROCAINMEDIA PRESS
CD 品切れ

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