LA TROBA KUNG-FU / SANTALEGRIA

BNSCD-8902●ドゥスミンゲトのカリスマ・ボーカリストであり、アコーディオン奏者でもあるジョアン・ガリーガ。彼はマヌ・チャオとも親交が深く、マヌ・チャオ・ラ・ベントゥーラにのライブではアコーディオンをもってゲストアクトするバルセロナ重要アーティスト。ドゥスミンゲト時代の音楽性をさらに進化したプロジェクト、ラ・トローバ・カンフーのサードアルバムが国内盤登場です。
●ガリーガのアコーディオンはクンビア、バジェナート、テックス・メックスを自由に行き来し、時にアラブに飛び、時にクレツマーに飛び、時にアフリカに飛び、レゲエ~ダブにも飛んでいくといったまさに混血(メスティサヘ)っぷりで、おもむくままに様々な音楽を楽しんでいる風情が伝わってくる演奏です。そしてその全てをつなげているのがルンバ・カタラーナ(キューバ産まれのルンバがカタルーニャに渡りジプシー音楽などと融合した庶民の音楽)で、その下地がしっかりしているからこそ、この自由なお遊び感が出せるのだと感じさせてくれます。バルセロナ特有のポジティブでカラッとしたサウンドも益々磨きがかかって、難しいことは抜きにしてリスナーを選ばないグローバルなポップ大作に仕上がっています。
●ワールドミュージック視点でみても、本作はペレット、ガト・ペレスに始まりオホス・デ・ブルッホ、マヌ・チャオらが発展させたルンバ・カタラーナ/バルセロナシーンの一つの到達点的力作といえるでしょう。地元バルセロナからはパパワのギタリスト、サムにバンダ・アチリ・ファンクのパーカッショニスト、ランボーといった、ムチャチョと並ぶルンバ・カタラーナ新世代がゲスト参加!
●アーティスティックな写真満載のジャバラ折りブックレット(縦長ポスター/ポストカード)が3つ封入された、凝りに凝った豪華仕様ジャケットにも注目です。
(以上、メーカーインフォより)
〜バルセロナとかマヌ・チャオとか抜きにしても、スティーヴ・ジョーダン亡き今、世界で一番面白いアコーディオン音楽を聞かせるのが、このラ・トローバ・カンフーのジョアン・ガリーガ!もっと注目されてしかるべき男ですよ。







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