2012年の暮れに初来日公演を果たし、北欧のトラッド・ミュージック・ファンから注目を集めているのが、スウェーデンの若き女性４人による伝統的コーラス・グループのクラヤ。スウェーデン・ダーラナ地方の山間部に伝わる伝統的な歌唱〈キューリング〉を素養に持ち、さらにブルガリアン・ヴォイスを彷彿とさせるポリフォニックなハーモニーを伴ったその歌声は、本国はもとより近隣のヨーロッパ各国でも人気を得ているそう。本作はそんな彼女たちが2008年に発表したセカンド・アルバム。作者不詳の伝承曲や100年以上も前に作られた古曲などを中心に、彼女たち自身がアレンジを加え全編ア・カペラで聞かせる意欲作！