BOULPIK / KONPA LEKAY


Boulpikハイチ、トゥバドゥ・グループの欧州リリース盤です。〜このトゥバドゥ、メラングが起源であることは確かでしょうが、ビッグバンド・スタイルの楽団(=グウォ・ジャズ)に対抗し”チ・ジャズ=little jazz” なる名の下に生まれた幾つかのアマチュアのグループに由来している面もあるそうで、1960年代、彼らはキューバ由来のマリンブラ=マニブラ(大型親指ピアノ)をベース代わりに使い、ギターを”マタモ”と呼んで(〜キューバのトリオ・マタモロスに影響を受けた名残りだそう。…ということはキューバのトロバドールがハイチのトゥバドゥのご先祖?というか、キューバン・ソンの成立に影響を与えたというハイチ音楽ですから逆輸入?)、ハイチならではのギター&ヴォーカル・トリオっぽい音楽を始めたそうです(このアルバムではバンジョーを主に使用)。そして1970年代に入ると、当時14才のフランケル・シフランもマラカス兼歌手として、ポート・オヴ・フランスのホテルでトゥバドゥを演じたそう。長じてフランケルはコンパ系クループ  “Frère Des Jeunes” へに参加(1980年?)、2004年まで歌い続けたそうですが、04年のハイチの動乱においてグループを抜け、心機一転、若い世代の音楽家5人とともにこのブールピクを結成、昔ながらのトゥバドゥを再び歌うぞ(ま、その頃、ちょうどトゥバドゥ・リヴァイヴァルだったわけですが)、と決意したそうです。というわけで、マニブラも備えたその先祖返りトゥバドゥ、アコーディオンやチャランガ風の擦弦アンサンブルも聞こえます。お試しあれ。ともかく、久々というか、いろいろあった中でも最高水準のトゥバドゥ・アルバムであることは確か!

祝国内リリース!以下、メーカーインフォより
〜ブールピック『コンパ・ラカイ』

●ハイチで 半世紀以上前から演奏されてきた、究極のアンプラグド・ミュージック、トゥバドゥ。それは、当時流行していた”gwa jazz”=ビッグ・バンドで演奏されることの多かったコンパのルーツ・ミュージックであり、”チ・ジャズ””チ・バンド”= リトル・ジャズと言われる小編成で音楽を楽しむスタイルに遡ります。 ●楽器編成は、ギター系が、マタモ・ギターというキューバのトリオ・マタモロスから影響を受けて作られたギターもしくはトレス(3コース復弦ギター)やバンジョー。他に、 3弦のダブル・ベース、マニバ(キューバやジャマイカのメントなどでも使われるマリンブラ、ルンバ・ボックスと同じ、大きな箱に大きな鉄の弁を付け、それをはじいてベース音を出す楽器。奏者は、箱に座って演奏する)、拍子木を含む各種パーカッション。そんなアコースティックで手作り感満載な 楽器アンサンブルをバックにレイドバックした歌が歌われます。 ●楽器編成からも分かる通り、キューバの古いソンやメントなどの影響を受けた、又は同じルーツを持つであろうカリブ海特有の音楽です。 ●本ブールピックは、そんな”チ・ジャズ”とそこからつながるトゥバドゥを演奏するために結成されたバンドです。中心となるのは、フランケル・シフラン50年以上前の子供時代に”チ・ジャズ”に親しみ、14歳になった1970年代終わりころから自身でもナイト・クラブや観光客相手に演奏を始めたそうです。1980年台に入ると、自身のバンド、フレール・デジェンヌを結成。2004年に、オリジナルなチ・ジャズ~トゥバドゥを目指し、ブールピックを結成しました。 ●フランケル・シフラン以外は、まだ若いメンバーのブールピックが奏でるti jazz~トゥバドゥは、オリジナルが持っていたであろうレイドバックしたゆったり感やカリブ音楽の古層音楽に共通するリズム感をしっかり打ち出しながらも、枯れてはいないフレッシュさやストリート感を十分感じさせてくれるサウンドが魅力です。”チ・ジャズ”~トゥバドゥの基本であるバンジョー、マニバ、拍子木の音の他、アコーディオン、ヴァイオリンなどの楽器も使われ、新しいサウンド・アンサンブルも聞かせてくれます。
●これからの季節にピッタリで、トロピカル&レイドバック・サウンドを求めるワールド・ファンは勿論、ルーツ・レゲエ・ファン、カリプソ・ファン、ハワイ・ファンにもお勧めできる内容です。とにかく気持ちよくリラックスさせてくれる音楽です。

1. Alakanpay
2. Boulpik Twoubadou
3. Si Lavi Te Fasil
4. Neg Dafrik
5. Karol
6. Lakay
7. Rele
8. Jeremie
9. Twa Zan
10. Je Reviens Chez Nous
11. Souvenir d’Afrique
12. Lavi A Di

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