KING COYA / TIERRA DE KING COYA

★キング・コヤ / ティエラ・デ・キング・コヤ

「ダンスフロアのためのフォルクローレ」を紡ぎ出す唯一無二のベテラン、ブエノスアイレスの奇才ガビー・ケルペルによる現行プロジェクト=キング・コヤ、9年ぶりの復活作!
フェルナンド・カブサッキ、アレハンドロ・フラノフやフアナ・モリーナらと共にユニークなアルゼンチン音楽の魅力を世界へと知らしめた立役者のひとりによる、まさかの奇跡の復活作!
オーガニックなアンデスの音色とブーツィーな重低音、ダビーな音像を巧みに重ね合わせながら世界音楽とダンス・ミュージックのオルタナティヴを同時アップデート!

■ 誉れ高きノンサッチからの名盤『Carnabailito』で知られるガビー・ケルペル。本作はそんな彼の現行プロジェクト=キング・コヤ名義による2ndアルバム。
近年はアマドゥ&マリアム、ブラジリアン・ガールズ、チャンチャ・ビア・シルクイートやトム・トム・クラブなどのリミックスでもその手腕を発揮してきた彼が、2009年の『Cumbias de Villa Donde』以来じつに9年ぶりの新作を携えカムバック。
■ サウンドウェイ経由でヨーロッパでも人気に火が付いたラ・ジェグロスのキュートなボーカルをフィーチャーした、クドゥロの影響も垣間見られる先行シングルのM3「Algo」、『Carnabailito』を思い出させてくれるキュートでファニーなM4「Como Saber」やM8「Dorremi」、
アフロ・コロンビアの「ブジェレンゲ」やアルゼンチンの「カルナバリート」といった伝統舞踊の音楽を電化ミックスしたタイトル曲のM7「Tierra de King Coya」などなど、今回も、いかにもこの人ならではというヒネリをきかせた個性的な楽曲のオンパレード。
■ ロンロコやタルカなどの民俗楽器が紡ぐオーガニックなアンデスの音色、サウンドシステムを揺るがすブーツィーな重低音とダビーな音像を巧みに重ね合わせながら、
オルタナティヴな世界音楽とダンス・ミュージックの同時アップデートを試みた野心作となっております。
■ 彼の名声を決定づけた『Carnabailito』のノンサッチ世界発売から15年、電化クンビアの存在を世に知らしめたエポックメイキングなZZKのコンピ『Cumbia Digital』から10年、
オルタナ・スピリットのカタマリのような中南米シーンのレジェンドが放つ、バリオ・リンドらニュー・ジェネレーションに対する回答とも言える圧巻の一枚!
ポストロック、音響派からデジタル・クンビアを経ての奇才のイマココ。オモロ音楽好き全員必聴の必殺盤!
■ ニコラ・クルースを手掛け新たなフェイズへと突入した感のあるブエノスアイレスの老舗レーベル「ZZK」からの最新リリース。

<ガビー・ケルペル経歴>
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス出身。1985年にパフォーマンス集団「オルガニサシオン・ネグラ」の舞台音楽の制作からキャリアをスタート。
1993年、ネグラのメンバーが新たに始めた舞台「デ・ラ・グアルダ」の音楽監督に就任。90年代はデ・ラ・グアルダと共に世界をツアー。
その最中に音楽的な師となるアルゼンチン・ロック/映画音楽界の巨匠グスターボ・サンタオラージャ(アルコ・イリス~カフェ・タクーバ~映画『バベル』など)と出会う。
2001年にグスターボのプロデュースでアルバム『Carnabailito』を制作。同作は2003年に米ノンサッチ・レコードを通じてイン ターナショナル・リリースされ各国で話題に。
2003年、デ・ラ・グアルダのメンバーが新たに「フエルサ・ブルータ」を立ち上げ、ガビーがその音楽監督に就任。
『Carnabailito』(アカデミー受賞アーティスト、グスターボ・サンタオラージャのプロデュースで米ノンサッチ・レーベルから世界発売)の後はダンスフロア寄りのサウンドへと傾き、新たにキング・コヤ名義で音楽制作を開始。
デジタル・クンビアの総本山と言われるZZKレーベルを拠点にシングルやアルバムをリリース。 〜メーカーインフォより

1. Te Digo Wayno
2. E-Chango
3. Algo (feat. La Yegros)
4. Como Saber
5. Pachama (feat. Iara Nardi)
6. Pa que yo te Cure (feat. Balvina Ramos y Queen Cholas)
7. Tierra de King Coya (feat. La Walichera)
8. Dorremi
9. Icaro Llama Planta (feat. Isabel Pinedo Rengifo)

go top