今やスペイン、バスク地方を代表するアーティストとなったケパ・フンケラ。彼の奏でるトリキティシャ(ダイアトリック・アコーディオン)の音色と共にその名は世界を駆け巡っています。
本作は作品毎にコンセプチュアルなアプローチをしてきたケパにとっても、最も意欲的な作品です。なんと全編現代ガリシアの音楽のトラッド・シーンを牽引するミュージシャン達との共演の2枚組豪華ブックレット付きアルバムです。
今までも折に触れバスクとガリシアのコラボレーションは行われていましたが、哀愁に満ちたガリシアの旋律とガイタ、パンデイレイタ、サンフォーナなどの伝統楽器の特徴的な音色にケパの巧みなトリキティシャの見事な融合、さらにはチャラパルタなども登場し、まったく新しい驚きをもたらしてくれます。幻想的な1曲目からすぅっと引き込まれ、2枚併せて全23曲、メロディアスでロマンティックな曲からプリミティブな力強さを持った曲まで、まったく飽きさせません。
共演は、ガリシアを代表する女性歌手のウシーア、アルバム「ソタケ」も好調なイケメン・ガイテイロのブディーニョ、美女ガイテイラのスサーナ・セイバネとクリスティーナ・パト、日本でも人気のバンド、ルアル・ナ・ルブレ、ロドリゴ・ロマニが率いるトラッド・オーケストラのソンデセウ、ベテランのオス・センペース、地声を活かしたカンティーガスのレイリーア、個性豊かなデュオ、ラディオ・コス、トラッドならおまかせのトレイシャドゥーラなど、新旧の人気実力を併せ持った面々です。 (以上、メーカーインフォより)