KEN BOOTHE / INNA DE YARD

★ケン・ブース『イナ・ディ・ヤード』

ジャマイカン・ヴィンテージ・ミュージックのレジェンド、Mr.ロックステディことケン・ブースが自身のベスト的選曲を、アコースティック・ヴァージョンでセルフ・カバー! ジャマイカ版「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」とも言える「イナ・ディ・ヤード」シリーズ最高峰の一枚!

もともと「イナ・ディ・ヤード」は2000年代にレーベル Makasoundからリリースされていた、アール・チナ・スミスを中心としたルーツ・レゲエのシリーズ。ジュニア・マーヴィンやマイティ・ダイアモンズら素晴らしい8枚のアルバムは、高い評価を受けたものの、レーベル自体が2011年に消滅してしまった。しかし新レーベル Chapter Twoが、そのスピリッツを継承し、2016年に復活。アルバム「イナ・ディ・ヤード(ザ・ソウル・オブ・ジャマイカ)」をリリース。ケン・ブースやロイド・パークス、コンゴスのセドリック・マイトン、映画「ロッカーズ」に出演したキダス・アイらが、新世代のルーツ・シンガー達と作り上げた、アコースティック・レゲエの金字塔ともいえる奇跡のような一枚となった。
本作はそこからスタートした新生「イナ・ディ・ヤード」シリーズの2作目となり、その看板アーティトともいえるケン・ブースのアコースティック編成で録音されたベスト・アルバム。60年代前半から半世紀以上プロとして歌い続けてきたジャマイカの至宝、Mr.ロックステデイことケン・ブースが、いぶし銀のノドで、珠玉のメロディを歌っている。今作は激しく移り変わるジャマイカの音楽シーンの中で、燦然と輝く、大きな収穫と言えるのではないだろうか。こんな豊かな音楽体験はなかなか無い。

ケン・ブースのバックをやらせていただいた時や、他のアーティストのバックをやる時、毎回思うのですがオリジナルのトラックを超えられる演奏というのはそうそう出来ないし、出会わないという事を感じます。もちろん目指してはいますし、超える演奏をしたいという思いはあるのです。
なのにこんなの聞かされたら心が折れそうです…
やっばりジャマイカの親父達半端ないっすね。
篠田智仁(T字路s / COOL WISE MAN)

01. スピーク・ソフトリー・ラヴ
02. アイ・アム・ア・フール
03. ブラック・ゴールド・アンド・グリーン
04. アーティベラ
05. アイ・ドント・ウォント・トゥ・シー・ユー・クライ
06. アフリカン・レイディー
07. レット・ザ・ウォーター・ラン・ドライ
08. フェン・アイ・フォール・イン・ラヴ
09. ユー・キープ・ミー・ハンギング・オン
10. ジャスト・アナザー・ガール
11. ラスタマン・チャント

〜メーカーインフォより

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