コンゴ・カサイ州出身の異なる5部族 (バソキン、マサンカ、サンカイ、ディブア・ディエトゥ、オルケストル・タンジョル) の選抜メンバーで構成された「カサイ・オールスターズ」の4作目となる新作(前作は2017年公開映画「わたしはフェリシテ」サウンドトラック盤)!これまで同様、エレクトロ音、打ち込みを導入したカサイ地方アンプリファイド・フォルクロール・ミクスチュアーということになりますが、基本、ルンバのセベンにも似た忙しなく反復されるポリリズミックな演奏、そこに、ビビリ太鼓と木琴等によるノイジーな音響が飛び交い、加えて、男女主唱が入れ替わる応答形式の歌声&コーラスが、どこか剽軽な空気感も醸しつつ、不協和なハーモニーを振りまきながら通り過ぎて行くようなその光景には、半ば唖然としながらも、ワールド・ミュージック的共感?のようなものが久しく湧きいづるのでした。
故郷の異なるカサイの5部族の音楽を一つに融和させることの方が、遥かに力を要したことなのかも知れませんが(その苦労をつぶさに理解することは難しく)、結局、その音楽のあり方として、フォルクロールがPOPと強引に接ぎ木されたような、そのマジカルな力業に、やっぱり唖然とさせられるということはあります。でも、そこんとこ、重要かも知れません。たぶん、ワールド・ミュージック的共感のあり方の、いわゆる一つの唖然、ということなるわけですね…??
>こちらでも紹介されています。無断リンク陳謝&感謝!
故郷の異なるカサイの5部族の音楽を一つに融和させることの方が、遥かに力を要したことなのかも知れませんが(その苦労をつぶさに理解することは難しく)、結局、その音楽のあり方として、フォルクロールがPOPと強引に接ぎ木されたような、そのマジカルな力業に、やっぱり唖然とさせられるということはあります。でも、そこんとこ、重要かも知れません。たぶん、ワールド・ミュージック的共感のあり方の、いわゆる一つの唖然、ということなるわけですね…??
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1 Kasai Munene 6:17
2 Olooh, A War Dance For Peace 5:43
3 Musungu Elongo Paints His Face White To Scare Small Children 3:35
4 Like A Dry Leaf On A Tree 5:26
5 The Large Bird, The Woman And The Baby 4:22
6 Baba Bende 4:06
7 The Ecstasy Of Singing 4:04
8 Hunters And Farmers Need The Blacksmith 4:39
9 Betrayal By Gossip 4:49
10 Unity Is Strenght 4:43
11 Allstars All Around 5:36