☆ジョートサナ・シュリーカーント / コール・オヴ・バンガロール
カルナータカ音楽の名脇役ヴァイオリンに焦点を当てた作品です。南インドの古典音楽として知られるカルナータカ音楽〜M・S・スブラクシュミに代表されるヴォーカル・ミュージックが一般的には広く知られている同音楽ですが、伝統的に伴奏で使われてきたヴァイオリンに焦点を当てたのがこのアルバム。この女性奏者、ジョツナ・シュリカントは、いまや南アジア有数の世界都市として知られるインド / バンガロールの出身で、5歳より古典音楽の勉強を始め、カルナータカ音楽だけでなく、西洋のクラシックやジャズ、ロックまで幅広い素養を持つ演奏家だということです。そんな彼女がムリダンガム(大型の両面太鼓)、カンジーラ(フレーム・ドラム)というふたつの定番打楽器をバックに、ヴァイオリンのソロ演奏をここで披露〜ラーガやターラに則った伝統的なカルナータカ音楽を、柔軟な発想を持つ彼女ならでは新しい感覚で聞かせるインスト作品となりました。なにしろそのテクニック!驚きです。カルナティック・インストゥルメンタリストの恐るべきヴァーチュオーゾぶり、お楽しみあれ! *輸入盤中古で在庫あります。盤に全く問題ありません。ジャケも良好です。
▼参考!