フスティ・バレートは、キューバのパーカッショニスト&コンポーザーで、従兄弟のモンゴ・サンタマリーア、シルベストレ・メンデスらと同様に、早くからメキシコに渡って活躍した後、U.S.A.でも活躍、サルサのミュージシャンにも大きな影響を与え、特にアフロ・キューバンのリズムの神髄を何枚かのアルバムで伝えたミュージシャンズ・ミュージシャンでもあります。
本作は、1987年リリース作のストレート・リイシューCD-Rです。フスティ・バレート・イ・スス・サンテーロス名義で、サンテリア系の楽曲を中心に取り上げ、コール&レスポンスの歌とバタ・ドラムなどのポリリズムのみによる伝統スタイルもありますが、シンセを入れたり、エレキ・ベースや管楽器、ギターをアンサンブルに加え、都市フォークロア化の試みを示したりしています。楽曲により、ラテン・ジャズ~ラウンジ的なコンテクストでも愉しめそう。ボンバのリズムによるナンバーなども。
本作はCD-Rによるリイシューで、若干のノイズなどあります。(サプライヤーインフォより)
1. Ergun
2. Orbalata
3. Africa
4. Yemaya
5. Ogun
6. Chango Aragua
7. Bembe Caridad
8. Olemozun
9. Oya
10. Eleguanite