ラテン音楽ファンには言わずと知れた、デスカルガの歴史的名盤にして定番、パナルトの1950年代のキューバン・ジャム・セッション・シリーズの第一弾。フリオ・グティエーレスのディレクション、ペルーチン、アレハンドロ・ビバール、エミリオ・ペニャルベール、オスカル・バルデス、ワルフレード・レジェス、ホセ・アントニオ・メンデス、エル・グラン・フェジョーベなどスタジオで活躍していたミュージシャンがずらり勢揃いしました(クレジットはありませんが、ギターはホセ・アントニオです)。楽しいチャ・チャ・チャ”テーマ・オン・ペルフィディア”、本場のマンボ“テーマ・オン・マンボ”、野性味溢れるリズム、ボーカルの“テーマ・フォー・コンガ”と、どの曲もキューバ・テイストのアドリブ演奏が溢れています。この一連の録音が、その後のサルサやラテン・ジャズに及ぼした影響は計り知れません(アレグレALLスターズやファニアALLスターズ各種ライヴは当然このアルバムのスタイルを踏襲しているワケです)。当然ながら、マスト・アイテムです。なおこの盤はCDRで原盤に起因するノイズが若干ありますので、予めご了承ください。