JULIANA RIBEIRO / PRETA BRASILEIRA, Estúdio Vivo

バイーア州都サルヴァドールを拠点に元はサンバ・ダンサーとしてキャリアを始動したジュリアナ・ヒベイロは、アフロ・ブロコの名門イレ・アイエにシンガーとしてフィーチャーされるなど、数多くの大舞台を踏んできました。その歌唱はただパワフルというだけでなく、抑制の効いたまろやかな発声は母性を思い起こさせるものでもあり、表現者としての意思を感じさせます。米国のスパイク・リー監督「Go Brazil Go!!」に出演したことから本作の「Preta Brasilreira」というアルバム・タイトルが生まれました。ここでは現代を生きる黒人女性の日常や生き方、受ける抑圧からの解放をメッセージに織り込んだ楽曲のみでレパートリーを形成し、男性視点で女性を歌ったものは一曲たりとも存在しません。CD盤面には妊娠中の自らのお腹をプリント、S.S.W.である夫セーザル・バチスタが作曲したm-9″Sonora”では赤ちゃんの元気な泣き声を聞くことができ、コロナ禍を前にスタジオ・ライヴ録音という形で始動した制作プロジェクトが2021年になり、結実した過程を見ることができます。サウンドの方は、自作曲を中心にクレメンチーナ・ヂ・ジェズースにオマージュを贈ったm-3″Rainha Ginga”、ナラ・レオンの出演したショー「Opinião」(1964)  のテーマ m-6″Carcará”のアフロ・キューバ的な解釈、ミュート・トランペットとジャズの手法でヴァニア・アブレウをゲスト・シンガーに迎えたm-7″Dragão de Gaudí”、ホキ・フェヘイラによる書き下ろしのm-8″Mulher : pessoa que fala”ではフェルナンド・マリーニョ(p)とアコーディオンを、ヒアシャオンによるm-10″Panela no Fogo”ではチューバとクラーベを用いるなど、音色に関する新しい感性も存分に発揮。潮の匂いを漂わせるバイーアのアコースティック・アンサンブルから、バイーアォン、サンバ、ボサ・ノヴァ、マラカトゥとブラジル所以のルーツ・リズムを華やかに聴かせてくれます。(サプライヤーインフォより)

>https://bunboni58.blog.ss-blog.jp/2021-11-12(無断リンク陳謝&感謝!)

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