JOSÉ SANTUCHO / JUGLARIA

カルロス・アギーレ主宰シャグラダ・メドラからの新作は澄んだベルカント唱法と繊細なタッチのギターで魅せる男性S.S.W.ホセ・サントゥチョ。セシリア・トッド、フアン・キンテーロ(アカ・セカ・トリオ)らがゲスト参加。
ペルガミーノ生まれでロサリオ育ち、兄弟のデミアン・サントゥチョとデュオを組みフォルクローレのインタプリーターとして活動してきたホセ・サントゥチョ初のソロ作は物語のように様々な個性を持った自作楽曲をメインとしたアルバム。2016年に国内文化基金の賞を獲得し、これを元に制作されました。フォルクローレのリズムを基盤に巧みなギターでオブリをつけながら弾き語ったり、前述の兄弟デミアンのフルート、ナチョ・アバド(p)、ニコラス・アロショ(per)らとのクインテートだったりで、ファルセットと素の発声を往来し、様々な人間模様を詩的に描き出しています。周辺音楽家たちを繋ぐ役割も果たしたというホルヘ・ファンデルモーレが参加したm-3″La Mariposa”、セシリア・トッド(vo)、フェルナンド・シルバ(b)が参加したチャカレーラのm-5″Décimas al poera y la noche”、川沿い音楽のS.S.W.マルティン・ネリがギタロンで参加したm-6″Carbonero soy” や打楽器アンサンブルがラテン色を醸し出すm-7″Negra”、フアン・キンテーロにギターを任せ繊細なタッチでデュエットするm-8″Cifra”もあり、ヴァリエーションの豊かさと溢れ出る詩情、丁寧に作り込まれたことが容易に窺い知れるアコースティック好作。(サプライヤーインフォより)

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