JONNY BENAVIDEZ AND COLD DIAMOND & MINK / MY ECHO, SHADOW AND ME

泣きのファルセット・ボイス!!新世代チカーノ・ソウルのホープ、待望のフル・アルバム完成!!

2023年2月カリフォルニア・ロングビーチで行われたペンローズのショーケースではロス・イエスタデェーズらをバックに若いチカーノたちの前で歌ったジョニー・ベナビーデス。ペンローズ所属アーティストとしてはジ・セイクレッド・ソウルに続いてのフル・アルバムのドロップになる。

制作は、フィンランドのヘルシンキを拠点にするレーベルでありスタジオでありバンド(コールド・ダイアモンド&ミンク)でもあるマルチ音楽制作職人集団ティミオン・レコード。彼らはご存知の通りあのボビー・オローサを輩出した名チーム。ボビーについてはビッグ・クラウンからのリリースとしてタッグを組んだが、今回はペンローズを展開するダプトーンに配給だけを任せている。
ボビー・オローサの1stアルバムと同じようにコールド・ダイアモンド&ミンクを中心にフィンランドの演奏家がバックを担当。ティミオン独特の味わいである往年のR&Bサウンドを彷彿させる生々しいサウンドが本アルバムの大きな魅力となっている。ライナーはなんと先日我々が来日を実現させたロサンゼルスのベテラーノで書籍『チカーノ・ソウル』の著者、ルーベン・モリーナ氏が担当。サンアントニオで活躍した名歌手、ディマス・ガルサとジョニーを顔合わせさせた時の思い出などが記されている。ディマス・ガルサが亡くなったのは既に15年前。ジョニーがまだティーンの頃の話である。60年代にエルパソで音楽活動をしていた祖父からレコード・プレイヤーと7インチのコレクションを譲り受け、歌手への夢を追ってきたというが、全篇にそうしたジョニーの熱い想いが込められた、新世代チカーノ・ソウル節炸裂の一枚。チカーノ音楽ファンは必聴必携。(サプライヤーインフォより)

Side A
1. My Echo, Shades And Me
2. Playing The Fool
3. Uncle Sam
4. Tell Me That You Love Me
5. Slow Down Girl
6. Dedicated To You
Side B
1. Somebody Cares
2. Do What You Wanna Do
3. Your Last Song
4. Let’s Get Together
5. Dear Mother And Father

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