ジョー・キューバ・セクステットでの活躍などで知られるジミー・サバテールの1976年作のストレート・リイシューCD-R。前半3曲(LP時のA面)が当時のディスコ・サウンドを取り入れたラテン・ディスコ、後半4曲(LP時のB面)という構成となっています。
本作の元盤リリース元であるサルサ・レコードなどを立ち上げた名プロデューサー、ボビー・マリンがプロデュース。アレンジは、オチョを率いたチコ・メンドーサと、モンゴ・サンタマリアのグループでの活躍などで知られるパナマ出身の名フルート奏者マウリシオ・スミスが手がけています。ディスコ・サイドでは、12インチ・シングルにもなっている、ジョー・クーバ時代に歌ったスローなラテン・ソウルのタイトル曲をはじめ、ロス・パンチョスのヒット曲であるスペイン語の1曲目や、こちらもジョー・クーバのレパートリーである2曲目を、スピード感たっぷりなディスコ・サウンドへと大胆にアレンジ。バラード・サイドでは、ジェームス・テイラーにアンソニー・ニューリーと、英語圏シンガー・ソングライターのナンバーや、アース・ウィンド・アンド・ファイアーのレパートリーである3曲目、オリジナルの英語チューンをスウィートに聴かせてくれています。ジョー・バターンのサルソウル作品なんかと比較すると、軽やかなヴェルヴェット・ヴォイスで、スマートな雰囲気です。(サプライヤーインフォより)
1. Los Dos
2. This Is Love
3. To Be With You
4. Don’t Want To Be Lonely Tonight
5. I’ll Teach You How To Cry
6. Feelin’ Blue
7. Quintessence