J.A.K.A.M. / FRAGMENTS

今年1月のDOMMUNEで放映された特別番組でも、ヒップホップライターとして確固たる存在を放つ評論家、荏開津広氏からも『名作』と評されたJUZU a.k.a. MOOCHYことJ.A.K.A.M.の最新アルバム『FRAGMENTS』が待望のヴァイナル化!
コロナが始まった2020年、インド、ケララ州で録音された密林の環境音と、2023年に今も自爆テロが起こる混沌とした荒地パキスタンのカラチ、ラホール、ペシャワールで録音された伝統楽器を、エレクトロニクスとコラージュし、作り上げた近未来アジア音楽は、アラブ、アフリカまでもが不思議と溶け合い、アスファルトの上に生きながらも、元来の土の匂いを感じさせる唯一無二の作品に!
しっかりとモダンなダンス/クラブミュージックの様相を取りながらも、そのビートの上で鳴り響く、現代では失われつつある伝統楽器の音色が、リスナーをイマ、ココでは無い、失われていた記憶のどこかへと誘うことでしょう。
Modern Traditionalというテーマで制作された新たなワールド、サイケデリックミュージックの指針となるであろうこの金字塔的作品は音質にこだわり、2枚組という仕様にすることで、ディープリスナーからDJまで、そのダイナミックかつ繊細な音の渦を楽しめることでしょう!
〜メーカーインフォより
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1980年代の初めから終わりにかけて姿を現した新しい美を纏ったダンス・ミュージックは、世界を覆っていく運命の下にあった。それは冷戦の果てのときの裡にテクノロジーと遭遇し、うねりと共にそれまでの世界の聴き方と奏で方から離れていった。1990年代の半ばに東京のシーンに彗星の如く相剋するリズムをもって顕れたJUZU a.k.a. MOOCHYことJ.A.K.A.M.は、そのことをこの国で最も顕著に体現してきたアーティストではないだろうか。まだ多くがその音色を知らぬテクノロジー、インストゥルメント、リズム、テクスチャー、すなわち、彼の軌跡とこの作品にあるよう、新しい美の構造は必ず見慣れる風景を見出し、新しい現実を構築する。2024年にこのアルバムがリリースされたことを見逃してはならないと思う。
by 荏開津広(ライター)

SIDE XX
01. JUSTICE
02. MOON DANCE
03. HIDDEN ESSENCE

SIDE XY
04. PURPOSE OF LIFE
05. CHAIN
06. NEUTRAL PLACE

SIDE YX
07. ME & COUNTRY
08. PLANET OF DREAM
09. WIND

SIDE YY
10. NIGHT
11. FAMILY
12. NEW ASIA

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