●ウルグアイを代表するアーティストで、過去には伝説的グループ、オーパやロス・シェイカーズ、トリオ・ファットルーソ等数々のバンドを率い、また、ソロ・アーティストとしても、エルメート・パスコアル、ミルトン・ナシメント、ナナ・バスコンセロス、ルベン・ラダをはじめ、ホルヘ・ドレクセル、アイルト・モレイラ、フローラ・プリム、ジョイス、デオダートら南米の豪華アーティストとの共演を通して、その才能を変幻自在に拡大している天才マルチ・プレイヤーです。
●既に一流ピアニストとして世界的に活躍中のウーゴ・ファットルーソは、実はアコーディオン奏者としても一流の腕前を誇っています。貧しいながら音楽一家に生まれたウーゴが幼少の頃、高価なピアノの前に手に入れることができたのがアコーディオンだったという健気なエピソードも。本作はその彼のアコーディオンの世界をたっぷり堪能することができる作品となっています。ロック、ジャズ、フュージョン界を渡り歩き、カンドンベ(ウルグアイで育まれた黒人音楽)にも親しみ、独自の世界観を構築してきた彼にしか出せないアコーディオンの魅力。タンゴ、チャマメ、バイオーンなど南米のアコーディオンを使った音楽要素、時にはミュゼットなどヨーロッパの音楽要素なども感じさせる、非常に高貴で牧歌的なサウンド。目の前で演奏しているのでは、と思わせるほどにクリアに、蛇腹の細かい動きまでが臨場感たっぷりに迫ってきます。
●ほぼウーゴ本人による楽曲の他、収録曲の中にはドイツの大作曲家メンデルスゾーン、タンゴの第一人者カルロス・ガルデルの曲にも挑戦。またウーゴの盟友でもあるシンガー・ソングライター、ハイメ・ルースとウルグアイの作家マウリシオ・ロセンコフとによるコラボ作である「MAGA」のカバーも収録するなど、選曲のこだわりにもウーゴらしさを感じさせてくれる力作に仕上がっています。(以上、メーカーインフォより)
01. 19 Capitales 19の街で
02. Danza ダンサ
03. a Don Julio ドン・フリオへ
04. Camarines 楽屋にて
05. Chamarrita de Juan Sebastian フアン・セバスティアンのチャマリータ
06. bonus track Wedding March ボーナス・トラック-結婚行進曲
07. La Canariera カナリアの鳥かご
08. Lejana tierra m a 遥かなるわが故郷
09. Maga 魔女
10. para Nico Mora ニコ・モーラのために
11. Valsecito バルセシート
12. 1 de Ano 1月1日
13. Danza ダンサ