アルジェリアはオラン出身、1989年にパリへ活動の場を求め移住したライ歌手ですね。コンスタントにアルバムをリリースしているところを見ると、それなりに中堅ライ歌手として活躍しているもよう。ポストRai’N’B 先祖返り路線とでも言いますか、ロボ声多用していますが、どこか濁った音処理、ヘヴィーなベンディール・ビートを軸に、意外と古臭い打ち込み&キーボードで、いかにも場末のライっぽいディープな雰囲気を醸しています(ガスバの代わりにキーボード使っているわけですね)。ほとんどアジテーションみたいな歌い口も、いかにもオランっぽい路線?この雰囲気はライヴの基本と思われます。
*中古盤っぽいんですが、特に問題ありません。¥1800