エルマノス・グティエレス、スエクアドル人を母に持つスイス在住の兄弟、アレハンドロとエステバンによるギター・インストルメンタル・デュオ、米国はナッシュヴィルのレーベル”Easy Eye Sound”からリリースされた2022年作(兄弟として5枚目のアルバムだそうですが)、初入荷です。エンニオ・モリコーネの映画「夕陽のガンマン」のサウンドトラックにインスピレーションを得た、ということで、ある意味、マカロニ・ウェスタンの世界観、そのまんまなんですが…(兄弟二人、ジャケのお顔としては、スクリーン登場3分後ぐらいに、イーストウッドあたりに撃ち殺されてしまいそうな雰囲気ですが…)。
何と言うか、ブラジル北東部出身、”マリア・エレナ”で全米ヒットをものにした兄弟ギター・デュオ、ロス・インディオス・タバハラスの現代版、みたいな感じでしょうか?
あるいは、ギターのタッチ&音色あるいは残響で一発勝負みたいなところに関しては、ライ・クーダーのヴィム・ヴェンダース監督作品『パリ、テキサス』のサントラを思い出させたりもするわけですが…、要するに、ムードに流れる、とういうか、ムードに流されるための1枚、とでも?
とりあえず、一杯、テキーラ行きましょう!
1 El Bueno Y El Malo 3:25
2 Hermosa Drive 3:54
3 Los Chicos Tristes 3:49
4 Thunderbird 3:28
5 Cielo Grande 2:56
6 Tres Hermanos 3:21
7 Pueblo Man 2:48
8 La Verdad 3:58
9 Los Amantes 2:36
10 Dorado Valley 3:26