この顔、どこかで見たような? ええ、確かに見たことあるはずです。20年以上も前に! UKダブのデニス・ボーヴェルがプロデュースしたアルバムで世界進出。日本ではOTOがプロデュースした作品でも知られたライ歌手シェブ・タチが、ハマディ・タチと改名してカムバックです。しかもバンドメンバーには黄金期ハレドのシンセ〜アコーディオン奏者ムスタファ・カダを迎え80’sポップライ・サウンド全開です。過去のヒット曲も4曲セルフカヴァーし、シンセやパーカッションの音色など、モロにあの当時の音。名前は変えて音は変えず、頑なまでに! 20年間何をやってたにしろ、声がまったく衰えてないのがスゴイ。21世紀以降のロボ声ライやライ&Bに食傷気味の方、「やっぱりライは80’s」という方は是非手に入れるべきです。