西アフリカに残された古い音源を、レコードからではなくオープン・リールから復刻することに拘りを持っている新レーベル〈Teranga Beat〉。その第二弾作品が早くも登場した。今回はセネガルに囲まれた細長い小国ガンビアにて70年代~80年代初頭まで活躍した人気グループのゲレワルにスポットを当てた。彼らがカセットでリリースした1982年のラスト・アルバムを復刻したこれは、ポリリズムを多様したリズム・セクションに、サイケデリックなエレキギターやミニモーグといった楽器を加え、独自のスタイルを作り出していたことを伺わせる。知られざる西アフリカ音楽を高音質と豪華なブックレットで楽しめる作品。 (メーカーインフォより)
帯&日本語解説付
1. ヤーイ・ラムトゥライ
2. バラ・ジギ
3. タラ
4. サネーメンテレン
5. ウヴァリエア
6. セネガルの子供たち
7. シルス
8. ジャワラ大統領-アブドゥ・ジョウフ
9. チェッド
10. ウェル・トゥッラリ・バル
ギリシャ人男性主催の於セネガル新レーベル“テランガビート”~その>イドリッサ・ディオップ に続く第2弾はガンビアで70年代から活躍したグループ=グエレワールの1982年作!ガンビアはセネガルに隣する小国ですが、セネガルでも人気を呼んだという、あのスーパーイーグルスと人気を争ったのがグエレワールでした。本作はセネガル録音 / 現地カセット・リリースされたアルバムですが、これまでほとんど知られていなかった充実作~ンバラPOPにも似たウォロフ系リズム・セクションと曲展開、ヘヴィーかつエフェクティヴなエレキギター、そしてシンセサイザー“ムーグ”も導入したサイケデリックな音作り!野性を感じさせるヴォーカル&コーラス~ということで、同時期のンバラ黎明期トラック群と較べても遜色ないカッコよさ!?
1 Yaye Ramoutoulaye 8:19
2 Balla Jigi 7:10
3 Tara 6:04
4 Sanehmentereng 6:04
5 Ouvaryea 6:43
6 Halleli N’Dakarou N’Diaye 7:23
7 Cilss 9:12
8 President Jawara-Abdou Diouf 8:58
9 Cheddo 8:45
10 Werr Tullali Barr 8:09