2004年にイタリアのペルージャで結成された5人組器楽アンサンブル、グアッペカルトの2019年作です。ヴァイオリン、ギター、アコーディオン、ベース、ドラムス/パーカッションという編成で、ジプシー音楽、バルカンやマグレブを包含した地中海音楽、ラテンなどをミックスしたサウンドを展開しています。本作は、クロアチア出身で1913年に生まれ97年に亡くなったヴラディミール・サンボルが作曲したナンバーを独自にアレンジしたという内容。エレクトロ仕立てのタンゴ、ルンバやワルツ、マヌーシュ・スウィング、ニーノ・ロータを想起させたりもするような地中海的哀愁漂うメロディなど、インスピレーションを羽ばたかせています。プロデュースは前作に続き、サントラ作品なども手がけているミラノ出身のステファノ・ピーロが担当。ゲストにはフランスのチェロ奏者ヴァンサン・セーガルやナポリ出身のサックス奏者ダニエレ・セーペら、曲者が参加しています。ストレンジ・ジャズ、ジプシー・サーカス・パンクといったワードに反応する方はマストです。(サプライヤーインフォより)
1. Vlado
2. Tango (Invocazione)
3. Amore Migrante (feat. Vincent Segal / Hamid Moumen / Marzouk Mejri)
4. Chance (feat. Daniele Sepe)
5. Balkanika (feat. Francesco Arcuri)
6. Sorgen (feat. Adele Blanchin / Jeremy Nattagh)
7. Anonimous Fiumanus
8. Cvijetak
9. Vagabondo Pensiero