MANOS ELEFTHERIOU, GIORGOS ANDREOU, GIORGOS DALARAS / O NOITOS LYKOS

ジャケ写の石膏首と書物に手のひらを置く年長男性が、マノス・エレフセリウ(1938-2018)、詩人にして小説家、そして作詞家(400曲以上)ということで、本作は2018年に亡くなってしまったエレフセリウの追悼アルバムなんですね。
作曲編曲&オーケストレーションは、音響心理学、音響工学、メディア制作を学ん作曲家にして、スタジオ・ディレクター、サウンド・エンジニアにして評論家でもある1962年生まれのヨルゴス・アンドリウ、1986年にニコス・パパゾグルーと出会いキャリアをスタートした人だそうですが、ダラーラスの曲もこれまでに多く手掛けて来ました。ほか、映画、舞台音楽も多数。
そして、歌い手は、ヨルゴス・ダラーラス中心、15曲中、延べ計11曲で歌っています。ほか、久しぶりにその声に出会えました〜1972年生まれの女優兼舞台演劇講師兼歌手の女性、マーサ・フレンディラが延べ3曲。
加えて、1963年生まれのフリストス・シヴァイオス、イタリアに遊学し、ウンベルト・エーコ教授のもと哲学を学び、その後、イタリアの伝統音楽グループやユダヤ音楽グループ等を遍歴。00年代以降はギリシャに戻りソロ作や共作を既に20枚近くリリースしている自作自演歌手、フリストス・シヴァイオスが延べ5曲を歌っています。
豪華なオーケストレーションのバックで、非ライカ系でオペレッタ調とでもいえるでしょうか?ノスタルジックな歌曲風にまとめられたアルバム〜ダラーラスとしても異色作、と言うべきでしょうね。が、そんな、いつもと異なる中でもダラーラスの歌の魅力は伝わります。

1 G. Dalaras  /  Τον Επιούσιον
2 Christos Thivaios  /  Μην Νομίζεις
3 G. Dalaras  /  Ονομασία – Μιλώ – Δεν Έχω Δόξα
4 Christos Thivaios  /  Κλωστές Από Μετάξι Και Βελούδα
5 G. Dalaras  /  Ο Διγενής
6 G. Dalaras  /  Στον Γκιούλ Μπαξέ
7 G. Dalaras, Christos Thivaios  /  Δημοτικό Τραγούδι
8 G. Dalaras  /  Δεν Θέλω Να Γυρίσω Στη Φοβέρα
9 G. Dalaras, Martha Frintzila  /  Μάνα
10 Christos Thivaios  /  Κυριολεξία
11 Martha Frintzila  /  Ο Κόσμος Των Δήμιων
12 G. Dalaras  /  Το Γάλα Βιτριόλι
13 G. Dalaras, Christos Thivaios, Martha Frintzila  /  Ο Νοητός Λύκος
Singer: George Dalaras, Chrístos Thivaíos & Mártha Frintzíla
Composer: GIORGOS ANDREOU
Lyrics Writter: MANOS ELEFTHERIOU

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