ダラーラス1987年の異色作にして名盤～アル・ディ・メオラをゲストに迎え、ベネズエラのホローポやメキシコのソン・ハローチョ、ペルーノバルス、マンボ、ボレロ、ボサノヴァから、ルンバ・フラメンカ、ファドまでのラテン・スタンダードを、スペイン語あるいはポルトガル語を交え、自ら爪弾くギター弾き語りで、情感豊かに歌っています（編曲もダラーラス）。流麗なオーケストレーションと本格的なコンフントを使い分け、センティミエント溢れる中高音域の歌声がラテンに映えて素晴らしい！“ラ・マラゲーニャ”なんて、今まで聴いた中でもベスト、と言ってしまいたくなります。スペイン語も完璧と聞こえます。流石、としか言いようがないですね。（21曲収録 CD 〜original 2LP は24曲収録 ）