先年アフリカ音楽ファン以外にもバカウケ?評判を呼んだ>こちら、同じく BORN BAD RECORDS コンパイルの初期アフリカン・エレクトロ・ミュージック1975-1982編CDに続いて、またまたカメルーン出身のミュージシャンにして彫刻家、ブロードキャスターにして小説家、そしてフィールドワーカーという多様な才の持ち主、フランシス・ベベイ(1929-2001)の作品集第2弾がリリースされました。で、生涯に20作ほどのアルバムを残しているベベイ音源の中から本編でフィーチュアーされるのは、サンザ(カメルーン周辺での親指ピアノの呼称)・ミュージック〜〜80年代前半にリリースされたアルバム4作からサンザをプレイしている曲をピックアップしたCDとなりました。とはいえ、1960年代以降パリで活動、 “早すぎた宅録派” あるいは、“孤高のカメルーン音響派” として再評価されもするベベイのこと、もちろんストレートなサンザ演奏を聞かせるわけでもなく、ポリリズミックなサンザの演奏を生かしながらも、幻想的かつミニマル、浮遊感ある演奏を展開しています。なるほどサイケデリックですよ!
A1 Sanza Nocturne
A2 Bissau
A3 Sanza Tristesse
B1 African Sanza
B2 Forest Nativity
B3 Sunny Crypt
C1 Binta Madiallo
C2 Tumu Pakara
C3 Di Saegi
D1 Ngoma Likembe
D2 Guinée