1997年8月2日にエイズで亡くなったアフリカ音楽最大の巨人フェラ・クティ(享年58歳)。その死からちょうど10周年を迎えた今年、ライス・レコードからはそんな節目の年に相応しい貴重な復刻盤が登場した。74年に発表された『アラグボン・クローズ』はフェラが投獄された監獄付き警察署での出来事を痛烈に批判した作品。フェラとナイジェリア政府との闘いの始まりを象徴するアルバムとして知られる。なんと日本では13年ぶりのCD復刻だから貴重だ。さらにアメリカから帰国したばかりのフェラが71年に発表した最初のアルバム『ホワイ・ブラック・マン・デイ・サファー』がカップリングされている。(メーカーインフォより)
“Alagbon Close” 1974
1 Alagbon Close 17:03
2 I No Get Eye For Back 11:24
“Why Black Man Dey Suffer” 1971
3 Why Black Man Dey Suffer 15:15
4 Ikoyi Mentality Versus Mushin Mentality 12:57