ESTRELLAS DE CHOCOLATE

アルセニオ・ロドリーゲスのトランペット奏者だったフェリクス・チョコラーテ・アルフォンソによって1959年に、ニーニョ・リベーラらと共に結成されたコンフント、エストレージャス・デ・チョコラーテ。本作は、多分1961年に発表されたLP『ESTRELLAS DE CHOCOLATE』(BRAVO BR-131)のストレート・リイシュー(曲順はシャッフル)です。
サウンドは、アルセニオとチャポティーンの中間といえそうなもので、ソン・モントゥーノを中心にボレロも少し交えた構成がされています。そして、ブラスを中心とした編成の為もあり(?)かなりマンボ色も強いのが、キューバのバンドとしては特徴的です。実際マンボを曲目に冠した曲もあり、プラード、ニューヨーク派よりアフロ色濃厚で重量級のリズムを聞かせています。この時のメンバーは、トレスがニーニョ・リベーラに代わり、後にオルケスタ・レベで活躍するパピ・オビエドになり、アンプ増幅されたトレスを若手らしくバリバリに弾いているのも魅力です。マンボがあまりはやらなかったキューバに於ける、マンボの受容の最良の成果の1つとも言えるのではないでしょうか。
音質は概ね良好かと思います。(サプライヤーインフォより)

1. Prefiero El Son
2. Pequeño Mambo
3. Te Quiero Vida Mia
4. Pa’ Los Rumberos
5. La Brocha
6. Mi Trio De Palabras
7. Felograma
8. Concierto Para Ritmo
9. Mi Gran Recuerdo
10. Mosaico Azul

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