エルサベット・テショメ、なんと、>bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2015-10-17 こちらで、”ベスト・エチオピアン・ポップ・オヴ・2015″ と指定されております!(無断リンクすみません)ということで、〜今年の新譜に限れば、なかなかオススメ盤がなかった(というか、流通がなかったと言うべき?)エチオピア現地シーンから、安定感ある充実歌謡アルバムが届いてしまったわけです。bunboni さんに教えてもらえなかったら、完全に見逃す類の地味ジャケ(失礼!)も、かえってその演歌的世界観を演出してくれようというもの?しかも、あのエチオPOP黎明期の大スター>ベズネッシュ・ベケレのカヴァー曲満載と来た(録音期間はここ数年に渡る模様で、こちらがCDとしては、ファーストかと。さすがに往年のオリエンタルにハッチャケたドFUNK or ドR&B路線曲は見当たりませんが、現在の標準感覚の中に活かした、ややもってオールディーなアレンジのブラス入りバックが、また、凝りすぎず出しゃばり過ぎず、イイ歌謡曲的湯加減(シンセ系ブラスを使っているようですが)!鋭角的な感覚を控えたミディアム〜ミディアムアップ中心の曲想において、このエルサベットの歌声を通りよく楽しませてくれる打ち込み系演奏となっています。そしてその歌、ベズネッシュの歌い口をなぞるような場面も聞かせながら、より滑らか、どこか清涼感さえ感じさせる発声で、エチオピア、アムハラ歌謡ならではの節まわし、リズム感を満喫させてくれるのでした。(で、エチオピアCDのこと、11曲目のノイズはすべてに入ってます。お許し下さい!)