2005年録音ですが、これはすばらしいソン~トローバ系のアルバムです!
2007年にホセ・アントニオ・メンデスのトリビュートアルバム(COCD-118)を出していた女性歌手ノエミと名前から判断するとフィーリンの名ギタリストの1人フロイランの血筋のギタリストだと思われるフロイラン・アルバレスの2人による、ソン~トローバやフィーリン・テイストあふれる曲までレパートリーにするディオ・グループ、ドゥオ・アシ・ソンのアルバムです。
この2人を中心に、トレス、ボンゴ、ベース、曲によってヴァイオリンやトランペットなど最小限必要な伴奏を配したスタイルで、マリア・テレサ・ベラからラサロ・ガリシア、マルタ・バルデース、パブロ・ミラネースの曲まで聴かせます。2人のヴォーカルの伝統的ハモリとギターのアンサンブルを中心にして、アレンジされているので、ソン~トローバのエッセンスがしっかり聞いてとれるのがイイですね。さらに、フィーリン的なセンスの良さも随所に聞かせてくれるので、ヴァリエーションも豊かで一気に聴いてしまいました。近年キューバのトラデショナル系のアルバムでは、かなりお薦め出来る内容です。(サプライヤーインフォより)
曲目表:
1. Arrolla cubano
2. Paladar
3. Bolerito
4. Que te cuesta
5. Injusta duda
6. A dos manos
7. Debi pagar tu piel
8. Desengano
9. Fiebre de ti
10. Magicos detalles
11. Mi carino ven
12. Hacia donde
13. A la virgen del cobre
14. Aunque no te vi llegar
15. El dulce de coco