メリーナ・カナに曲を提供、彼女のアルバムでブズーキを弾いていた作曲家にしてブズーキ奏者、ディミトリス・プサラスのファースト・アルバム、だそうです。
参加メンバーは、92年にアルバムを残している裏町人生派、なかなか聴かせるテッサロニキの女性歌手、(同郷のマリオと地元で共演していた)ソフィア・エンフィエディや、60年代から活躍、数多くのアルバムを残している当年77歳のヴェテラン、“心の旋律” と異名を取るマノリス・ミツィアス(当店未紹介…反省again)も参加。この陣容を見るに、相当、永いキャリアの持ち主と思われるディミトリス・プサラス(その声からして、かなりの年齢?)、満をじしての自己名義デビュー・アルバムということにるでしょうか。ある意味、ギリシャ音楽シーンの層の厚さを感じさせてくれるアルバムであり、ヴェテラン達の懐の深さを感じさせてくれるデビュー・アルバム。まだまだ知らない音楽家ばかりですねえ…というか、その筋の知られざるヴェテラン(日本では)全員集合!という趣の共作アルバムでしょうか。そのほどよい黄昏ぐあい、嫌いじゃないという方、いらっしゃれば。
1 ΠΡΟΛΟΓΟΣ (Narration by Alexandros Tsakiris, text by Dimitris Psarras)
2 ΤΙ ΤΑ ‘ΘΕΛΑ ΤΑ ΓΡΑΜΜΑΤΑ – Giórgis Bagiókis
3 ΛΙΤΑΝΕΙΑ – Sofía Emfietzí
4 ΣΤΟΥΣ ΚΑΛΟΥΣ ΧΩΡΑΩ
5 ΝΑ Μ’ ΑΓΑΠΑΣ – Sofía Emfietzí
6 ΕΝΑ ΖΕΪΜΠΕΚΙΚΟ – Giórgis Bagiókis
7 ΑΥΤΟ ΤΟ ΛΙΓΟ – Sofía Emfietzí
8 ΠΑΛΙΑ ΣΥΝΟΜΙΛΙΑ – Taxiárchis Hános
9 ΘΥΜΩΜΕΝΟ ΑΕΡΑΚΙ – Sofía Emfietzí
10 ΓΙ’ ΑΥΤΟΥΣ ΜΟΝΑΧΑ ΤΡΑΓΟΥΔΩ – Manólis Mitsiás
11 ΚΟΜΠΟΛΟΓΙΑ – Dimítris Psarás
12 ΖΕΪΜΠΕΚΙΚΟΣ – Sofía Emfietzí
13 ΑΙΓΑΛΑΙΩ – Dimítris Psarrás & Sofía Emfietzí
14 ΕΝΑ ΨΕΥΤΙΚΟ ΚΑΡΑΒΙ – Giórgis Bagiókis
15 ΥΠΕΝΘΥΜΙΣΗ – Giórgis Bagiókis
16 ΕΛΕΥΘΕΡΙΑ
Composer: DIMITRIS PSARRAS
Lyricist: LAKIS TEAZIS, DIMITRIS LENTZOS