1908年生まれ、92年に亡くなったドミニカ共和国出身のピアノのマエストロ、シモー・ダミロン。本作はアンソニアからリリースされたアルバム『ピアノ・メレンゲス』の第3集(ALP-1263)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシュー盤です。
ダミロンのピアノとリズム・セクションの小ユニットに、男女のヴォーカルはダミロンとロス・アレグレス・トレスを編成した男性歌手ネグリート・チャプセオウと、パナマ人女性歌手シルビア・デ・グラッセということになるでしょうか。軽妙なピアノと歯切れ良いリズムかつスタイリッシュなメレンゲの数々。曲はルイス・カラフのナンバー他、「パウリーナ」と題された6曲目には、ちょっとプエルトリコのラファエル・エルナンデスによる名曲「カチータ」を思わせるところがあったりします。
音質は良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)
01. La Cruz (Palo, Palo Palito)
02. A Lo Oscuro
03. Apágame la Vela
04. Juanita Morel
05. Hay Que Tener Dos
06. Paulina
07. Como Baila el Cojo
08. La Subidora
09. Juancito Trucupey
10. Loreta
11. Consígueme Eso
12. El Negrito del Batey