CINC / POLYPHONIC POETRY

CINC<チンチ / ポリフォニック・ポエトリー>

アモルフォンからの前作「なんか*キラキラ」で鈴木惣一郎やサイモン・レイモンド(コクトーツインズ)から癒される音楽と称された、ベオグラード(セルビ ア)のバンド、チンチ。アモルフォンからの2枚目にあたる本作は、古今東西の名作詩を取り上げた意欲作。中世の詩人、フランシス・ラベラスや、ゲーテ、 ボードレールなどの詩を歌詞として大胆に取り入れ、アコースティックでさわやかな作品に仕上げている。(英語、仏語、独語、セルビア語、チェコ語、日本語 で歌われている。)前作からメンバーが入れ替わり、中核を担うジョルジェ・イリッチ(アコースティック・ギター)とルカ・スタニサヴリェヴィッチ(ベー ス)に、女性ボーカルのイレナ・ヴァニッチ、バイオリンのスルジャン・ストヤノヴィッチが新たに加入。ヴァニッチの透き通った癒されるような歌声と、スト ヤノヴィッチの美しいバイオリンの音色、リズムボックス、スティールパン(町田良夫参加!)、そして独特のギターサウンドをバックに男性&女性ボーカルが とてもバランスよく、自然で、雰囲気がフレンドリー。REM、スミス、ジョイ・ディヴィジョンといった80年代のニューウェーブバンドから影響を受けた彼 らのサウンドは、より現代的なリラックスしたポストフォーク。近年、ライブでも近隣諸国のクロアチア、マケドニア、またドイツ等、活動の幅を広げてきた。 メンバー中、紅一点の歌姫ヴァニッチが歌うオチャメな日本語、カズーやマウスハープといった面白い要素と共に、ユーモアと美的センスが、絶妙に絡み合う傑 作。Young Marble Ginats好きの方にもおすすめ。 Track13と14は、2005年にセルビアのPanonijaテレビの番組で収録されたライブ・トラック。
(以上、メーカーインフォより)

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曲目
1. Cinc Plug(チンチ・プラグ)
2. Marillenknodel (マリレンクノーデル)
3. Chuchotements (ささやき)
4. Ciao(チャオ)
5. An Luna(月)
6. Maj(五月)
7. Routines (日常生活)
8. Ballade des povres housseurs(煙突掃除人のバラード)
9. Deux point (二点)
10. Gargantua(ガルガンチュア)
11. La cancion para Relajacion(気晴らしの歌)
12. Sadness of potential Vegetables(潜在野菜の悲しみ)

ボーナストラック
13 Zdravo Papicu(やあ、パピチュ)
14 Dastin(ダスティン)

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