1900年生まれで79年に亡くなったプエルトリコのヨーロッパ農民系民謡、ヒバロ音楽の名歌手にして歴史的第一人者、チュイート・エル・デ・バヤモーン。本作は、アンソニアからリリースされていたチュイートの一連のアルバムから、女性歌手ナタリアとの連名でリリースされていた『EL DECANO DE LOS CANTORES(エル・デカノ・デ・ロス・カントーレス』第6集(ALP-1393)の復刻盤で、曲順はシャッフルされていますが全トラック収録されています。バックはグイロの王様と讃えられた名手トリビオと、コンフント・インドゥストリアス・ナティーバスが担当。チュイートとナタリアの歌の掛け合いに加え、グイロの演奏にも注目して聴いてみてください。レパートリーは、セイスやアギナルド、グアヒーラなど。哀調を帯びた味わい深い独特な甲高い歌声は強烈で、カリブ海音楽の全盛期には各島全般に聞かれますが、チュイートはプエルトリコの代表格と言うことになります。そしてその歌い口とサウンドは、その後のサルサにも受け継がれていったものです。
盤起こし?思われますが、ノイズもほぼ聞かれず、音質も解像度よく仕上げています。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。
(サプライヤーインフォより)
1. No Creo en Amigos (Guajira)
2. Lo Que Le Paso a Vey (Seis)
3. El Arrebatao (Enramada)
4. Un Matrimonio en Jayuya (Seis Milonga)
5. Soy Quien Canto (Aguinaldo)
6. La Tía Peladora (Seis Aguinaldo)
7. Flores Te Traemos (Aguinaldo Controversia)
8. Un Viejo Enamorado (Enramada)
9. Nos Comemos Canto a Canto (Seis Controversia)
10. Te Casas o No Te Casas (Mariandá Controversia)
11. Alegría Navideña (Aguinaldo Controversia)
12. Llegó Chuito y Natalia (Aguinaldo Controversia)