すみません!? まだまだ続きます…
1990年代末から2000年代初めにかけ、ザンジバルのターラブやコモロ諸島の音楽、あるいはケニア&タンザニアのスワヒリPOPなど、東アフリカ~インド洋音楽専門の充実アイテムをドッとリリースし、大きな話題を呼んだのものの、その後、全然音沙汰がなくなってしまった独 “DIZIM RECORDS” のデッドストックが、今はドイツの山深くで隠遁生活するという DIZIM 社主から送られて来ましたよ(コレ、ホント!?)。何年ぶりの再入荷でしょうか…?
コモロ・アイランズのモヘリ島~箱形の琴、ンゼンゼと5弦のギター型楽器、ガブシ(マダガスカルの弦楽器の影響を感じさせますね)を弾き語るデュオ、チャミシ・ナ・ムウェジ&ボイナ・リジキ・ソウビによる1998年録音、ほかシェイカー風&打楽器も叩かれて、レユニオンのマロヤにも似たハチロク・リズムを強調する中、ごくシンプルな演奏にも関わらず、マダガスカル音楽にも類する感覚を聞かせたり、どこかスワヒリ・アラビックな節まわしも漂っては消えて、う〜ん結局、コモロならではの風合い、ばっちり楽しませてくれます(というかロケーション通りの音楽なんでしょうか?)〜というわけで真打ち登場!?にしても、その潮錆びた歌声&飾らないコーラス、そして、その繊細な弦楽器の響き…とにもかくにも “島唄” らしいとしか言いようがないですね!シンプルでいてチャンプルー? そして風まかせ潮まかせ?
“月の島々” と呼ばれるコモロ諸島…行ってみたいですねえ、一生に一度でも。
1. Hamida
2. Kampanani
3. Nyumakele
4. Munzilu
5. Chamsi Na Mwezi
6. Miziki Rasikita
7. Mswabaha
8. Pharmacie
9. Bweni Marie
10. Wayilani
Recording Date
September & November, 1998