トルコのアナドゥルロック四天王の一人、故ジェム・カラジャの幻のライヴ録音「1973年2月2日アンカラ舞台芸術のための金曜日」がブック型CDにて再発となりました。バックバンドはモーラル。ギター&シタール&ケマンチャにジャヒット・ベルカイ、ドラムスにアイゼル・ダンガ、ベースにテネル・オンギュルという最強の布陣で、時代の最先端のアナドゥルロックを描き出した瞬間です! ジェムの語りのテンションの高さはもとより、モーラルの演奏も鬼気迫っています。1973年と言えばデイヴィッド・ボウイが「アラディン・セイン」をルー・リードは「ベルリン」を出した年です。トルコではこんなにアングラなロックで同時に民謡回帰な音が生まれていたんです!
彼の代表曲「Obur Dünya」も収録!