2007年にマドレデウスから脱退を表明したテレーザ・サルゲイロが、2年ぶりの新作として発表した作品/前作でも共演した楽団ルシターニア・アンサンブルと共同制作~彼らはヴィオラ抜きの弦楽3重奏に、ギター、アコーディオン、パーカッションで構成され、そんなサウンドをバックにテレーザも円熟味を増した麗しい透明な歌声を聴かせてくれます。中世の歌曲から、各地のフォークロア …
続きを読む2007年にマドレデウスから脱退を表明したテレーザ・サルゲイロが、2年ぶりの新作として発表した作品/前作でも共演した楽団ルシターニア・アンサンブルと共同制作~彼らはヴィオラ抜きの弦楽3重奏に、ギター、アコーディオン、パーカッションで構成され、そんなサウンドをバックにテレーザも円熟味を増した麗しい透明な歌声を聴かせてくれます。中世の歌曲から、各地のフォークロア …
続きを読むハンガリーを代表するトラッド・フォーク・ユニット、マカーム新作は、前作からバンドに加わった女性ヴォーカル3人の晴れやかで心地よい歌が全面に出たアルバムになりました。これまでもハンガリーの人気歌手=ボグナール・シルヴィアや、サローキ・アーギらが参加していましたが、インスト主体のアルバムから一転、3人の歌が全面に出ており歌唱スタイルもハンガリー色をさほど強調しな …
続きを読む英トピック・レコードが創立70周年を記念して、秘蔵の名盤や貴重音源を次々にCD復刻~その第4弾として国内配給されることになったのがこのアルバム。イギリスのストリート・コンサーティーナ奏者として伝説の存在であるスキャン・テスターの2CDです!コンサーティーナとは19世紀前半にイギリスで誕生したシンプルで持ち運びしやすいアコーディオンのこと、そんな楽器を弾きなが …
続きを読む元ZNRのジョセフ・ラカイユとLes Primitifs Du Futurのドミニク・クラヴィックによるパリのウクレレ・ユニット2002年作の復刻盤です!キング・ベニー・ナワヒの本格ハワイアン・カヴァーを演じるかと思えば、”ボリウッド・スラック”!! ”ホンコン・ブルース”=ホーギー・カーマイケル作など、いかにもエキゾティック&ノスタルジックなナンバーもまじ …
続きを読むバルセロナ生まれの女性カンタオーラ、マイテ・マルティーンが現代スペインを代表する詩人マヌエル・アルカンタラの詩を元に自ら作曲したカンテ集。とはいフラメンコギターは極力廃し、シンプルなギター、ダブルベース、ヴァイオリン、パーカッションなどのアコースティックなサウンドで、ボレロ、ボサノヴァ、ルンバ的に歌っている。フラメンコのカンテを元としながらも上質の地中海ポッ …
続きを読むスペインのフランコ独裁から逃れ、フランスに亡命した両親を持ち、1958年に南仏で生まれたビセンテ・プラダール~早くからフラメンコ・ギタリストとして活躍していましたが、1990年代頃からスペインの有名詩人の作品に曲をつけ歌うパフォーマンスを開始~この最新作でも、ピアノを弾く実の息子と歌をそえる愛娘、そしてゲストのチェロ奏者とともに、ガルシア・ロルカらの詩を取り …
続きを読む音源提供 by Colin Turnbull,Jean-Pierre Hallet, Louis Sarno 〜1995 releasedピグミー音楽入門盤として、これ以上のCD&BOOKはないでしょうね! 1 Men’s Elephant-Hunting Song 7:28 2 Girls’ Echo Song 1:3 …
続きを読む★マグニフィコ /マグニフィケーション スロベニアのトップスターの一人、マグニフィコことRobert Pesut のニューアルバム!92年にデビューアルバムを発売以来~10作目となる本作/バルカン・ブラスにロック&ラテン・ファンク&クラブ・ミュージックなどの要素を織り交ぜ、多彩な楽曲を展開!バルセロナ周辺のスカ&パンクなナンバーから、レトロ&キャッチーなロッ …
続きを読むファドで使われる小型のポルトガル・ギターや、DIY精神溢れる手作りコントラバシーアをフィーチャーしたユニークなライヴ・バンド=オケストラーダは、ポルトガル・リスボン近郊の街アルマダを拠点に各地の大衆居酒屋“タスカ”などで活動を開始~ファドはもちもん、シャンソンやミュゼット、フラメンコ、タンゴなど、ヨーロッパに息づく大衆音楽の要素を取り入れた彼ら独自の融合サウ …
続きを読む今を去ること21年前のこと(たぶん1989年リリース)、このアルバムに出会って思い出したのは、ビートルズEP「レット・イット・ビー」のB面「ユー・ノウ・マイ・ネーム」でした。そーゆー感じの遊び心、というか冗談というか、意味不明の諧謔がノスタルジックなスウィング・ジャズやラテンを演じることにおいて発揮され、外連味たっぷり全てフェイクの世界を繰り広げてくれるわけ …
続きを読む「キーラは近年のアイルランドから生まれた中で最も独創的で、勇敢で、才気溢れた、まったくもって賞賛に値するバンドのひとつだ。彼らは自分たちのルーツともヴィジョンとも妥協することなく、偉大な芸術を作ることにのめりこんでいる」 by ニール・ストークス“ホット・プレス”「すべての最高のコンサート映画と同じく、これは一晩で撮影された。驚くべきキーラの素晴らしいシャー …
続きを読むラ・リュー・ケタヌーの第3の男、オリヴィエ・レイトのソロ・プロジェクト、レ・バティニョールの1st アルバム/4 年前パリを去り、オクシタニアのワイン産地カオーの住民となったオリヴィエが、そこで出会ったローカル・ミュージシャンたちと、アルカディアとしての古き良きパリへの想いを田舎風ロックンロールで歌い上げる!?故ニノ・フェレールが終生の地としたロットの城館( …
続きを読む結成10周年にして、10年末をもって解散を決めたオホス・デ・ブルッホの新作にしてベスト盤。VENGUE、BARI、TECHARI、AOCANAから選び抜かれた楽曲+新曲という構成。豪華ゲストはマノロ・ガルシーア、ラ・トローバ・カンフー、ホルヘ・ドレクスレル、ベベ、エストパ、アマラル、ナジワ、アフロキューバン・ヒップホップのオリーシャスのロルダン、フラメンコ勢 …
続きを読む90年代半ばから歌い出したライカ中堅 / 美人女性です。1998年にファーストをリリース~この2010年作で8枚目のアルバムとなりました。バラード&POPなテイストのモダーン・ライカが、エレフセリア・アルヴァニターキを連想させる声質、歌い口で綴られます。いかにもギリシャらしい女声が楽しめる充実POPライカ・アルバムです。
続きを読むこれがデビュー、ということです。エフティヒア・ミトリツァ、ギリシャ若手ピアノ弾き語り~7曲入りのミニ・アルバムです。資質や発声はエレフセリア・アルヴァニターキに近いかも知れません、が、そこ此処に漂うレトロなPOP&ROCKテイストにうならされます。(…なんだかビートルズっぽい?ギター&ベース&ストリングス&ホルンの隠し味が効いた)フォキー …
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