★カリプソ・ローズ / ファー・フロム・ホーム
1970年代前半には “Calypso Queen” としてジャンプアップ・スタイルで鳴らし、1980年前後にはナイスなソカ・スタイル(ソウル・カリプソ)で一世を風靡したカリプソ・ローズ、現在はトリニダードではなくNYで暮らしているらしいんですが、なんと新録ですよ、76歳、まだまだ現役!しかもプロデュースはマヌ・チャオ…(なんで?)。というわけで、ちょっと悪い予感がしたんですが、大丈夫ですから、ローズ婆さんに限って、プロデュース負けなんてナイナイ(ていうか、マヌ・チャオもオーヴァープロデュースを避けて、なかなかの職人ぶり)!古き良きオールドブリゲード・スタイルから、ソカ、スカ、ジャンプアップ、ラガ、ノヴェルティ、トロピカル、なんでも御座れ!FAR FROM HOME なれど、元気一杯のトリニダード讃歌!夏ですからねえ、夏のうちにですねえ、聴いて楽しんで下さい!
「最高やん! カリプソの女王はうちのおかんと同い年。すげー! 」―トータス松本(ウルフルズ)
マヌ・チャオ全面参加!
“カリプソの女王”にしてリヴィング・レジェンド=カリプソ・ローズが御年76歳で放つ現役感バリバリの素晴らしき新作! 陽気で滋味深い偉大なる歌声に、カリブの風を運ぶ洗練の南国サウンド―カリプソ・ファンはもちろんブエナビスタ・ソシアル・クラブや、マヌ・チャオ系ラテン・ミクスチャー~野外フェス系ロック・リスナーまで虜にする本物のトロピカル・サウンドがここに!
50 年代から活躍を続けるトリニダード・トバゴの至宝であり国民的シンガーである“カリプソの女王”=カリプソ・ローズ。T.O.K. が「Fire Fire」としてリメイクしたビッグ・チューン「Fire In Me Wire」や、ボニー・レイットがカヴァーした「Wah She Go Do」のオリジナル・シンガーとして知られる彼女が、御年76 歳にしてあまりにも素晴らしいニュー・アルバムをリリース! オリジナル・カリプソニアンとしてのオーセンティックな魅力を存分に湛えつつ、いい塩梅にモダンでダンサブルなサウンドを披露した本作は、完全に現在進行形のカリプソ・アルバム。日本でも絶大な人気を誇るカリスマ・レベル・ロッカー:マヌ・チャオがプロデュース/アレンジ/ギター/コーラス等で全曲に参加しており、彼らしいラテン・ミクスチャー・サウンドも随所で楽しめる。それにつけても素晴らしいのはカリプソ・ローズの太陽のような歌声! どこまでも明るく優しく大らかで、それでいて人生の機微が滲み出た彼女の歌声には、60 年に及ぶカリプソ人生が刻み込まれているのだ…。
〜以上、国内版盤インフォメーションより