-trilha sonora original “Grupo Corpo”-
確か流通し始めたのが2006年だったと記憶していますが、世界的に名の知られたダンス・カンパニーであるグルーポ・コルポのために、カエターノ・ヴェローゾとゼー・ミゲル・ヴィズニキの共作で書き下ろしたダンス演劇のサウンドトラックが「onqotô」。哲学を感じさせる内容の良さに当時取引のあったブラジルの業者に再発注を掛けたところ、その後の10年、二度と入ってくることはありませんでした。それもそのはず、調べると初回5000枚限定をこの演目の上演中期間のみ販売した、とあります。広大な宇宙の父性について言及した壮大なスペクタクルに相応しく、このブラジル音楽を代表するふたりのアーチストが描き出す楽曲は、アフロ・ブラジルのルーツ・リズムや北東部のピファーノを取り入れてアレー・シケイラが編曲、前衛的に表現したインストゥルメンタルから、のちにガル・コスタ、ジュサーラ・シルヴェイラらにカヴァーされる歌曲 “Madre Deus” 、のちにヴィズニキの自作やマリア・ベターニアにも取り上げられる”Mortal Loucura”にはカルリーニョス・ブラウンがゲスト参加、ビートボックスとパーカッションを交えヒップホップの手法を用いた”Big Bang Bang”や”Onqotô”、女性voグレイシ・カルヴァーリョをフィーチャーした”Tão Pequeno”、タンボリンのミニマムなビートと流麗なピアノが絡み合う”Pesar do Mundo” など、アーティスティックなブラジル音楽の金字塔とも呼べる名盤が再度流通を開始!(サプライヤーインフォより)