★ “ボンガ” ジャン=バティスト / ブーラ
欧米のビッグ・アーティストとも共演してきた、ハイチ出身のマスター・ドラマー、“ボンガ”ことガストン・ジャン=バティストが、ルーツに回帰し、ブードゥーのスピリチュアル性~ヒーリング性をストレートに表した4作目。
● “ボンガ” ジャン=バティストは、ハイチのVodou(ブードゥー)の伝統を受け継ぐ家系に生まれ、幼いときからその儀式に触れ育ちました。また、若い頃はハイチ中を旅し、各地域のリズムも吸収し、ハイチ音楽になくてはならないマスター・ドラマーとして、活躍するようになりました。
● その後、1990年代頃から興った、ミジック・ラシーンという、ハイチのルーツ・ミュージックを前面に押し出したポピュラー音楽ムーヴメントの中心的グループ、グループ・フォウラやブークマン・エクスペリアンスの中心的メンバーとして、アメリカを拠点に活躍。
● その一方、ボンガは、ソロや自身のアンサンブルでの活動も続け、世界各地で演奏。様々なミュージシャンとの共演も果たしています。ララ・マシーンなどのハイチ音楽のグループの他、ワイクリフ・ジョン、ジェフテ・ギオム等のハイチ・ルーツのミュージシャン、さらにグレース・ジョーンズやピーター・ヤローなどのメインストリームのミュージシャンとも共演。また、ローリング・ストーンズの「Voodoo Lounge」ツアーのニューヨーク・プレミアでは、オープニング・アクトも務めました。
● そんなボンガの4枚目となる本アルバムは、前作で展開していたブードゥーのスピリチュアルな面を押し出したパフォーマンスをさらに押し進め、他のトラディシャナルな楽器や伝統的歌とコーラスなどとのアンサンブルを拡大。ポピュラーな響きを残しつつ、よりルーツに添ったサウンドを展開しています。
(メーカーインフォより)日本語解説 by 山口誠治
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1. Azouké
2. Papa Gédé
3. Kaywa Krazé
4. Gédé Nibo
5. Yanvalou
6. Kolé Legba
7. Oshan
8. Papa Simbi
9. Badé Tési
10. Nago
11. Alegba
12. Ogoun