BLAS CORDOBA & CHANO DOMINGUEZ /

BLAS-CORDOBA●1960年、スペイン・カディス出身で2010年作の『ピアノ・イベリコ』が日本でフラメンコ好きだけでなくジャンルを超えて評価されたピアニスト、チャノ・ドミンゲス。彼はエンリケ・モレンテ、エストレージャ・モレンテらフラメンコの大御所との共演だけでなく、アンダルシア歌謡の女性歌手マルティリオやフィーリンの女性歌手で”イメージのフィーリン”(CRACD-254)も好評なキューバのマルタ・バルデースとも共演盤を発表。グラミー賞にノミネートされた2011年作『フラメンコ・スケッチズ』はブルーノートからリリース。と大陸を超えた活動をする音楽家です。
●そして正統派カンタオール(フラメンコ歌手)のブラス・コルドバ・”エル・ケヒオ”は1998年から本格的にプロとしての活動を始め、チャノ・ドミンゲスの『ピアノ・イベリコ』はじめ多くのアルバムに参加しています。彼は師匠を持たずに歌い始めたというユニークなカンタオールで、マノロ・カラコル、アントニオ・マイレイナ、そしてカマロン・デ・イスラの影響を受けたとのこと。
●そのふたりの15年に及ぶ共演が遂に”エル・ケヒオ”の名前を冠したアルバムとなって結実しました!”エル・ケヒオ”のスタイリッシュに抑制された歌い方はチャノのピアノとの息もぴったりで、センス良い大人のフラメンコを聞かせてくれます。とはいえ、こぶしをきかせた歌い回しや独特なリズムはフラメンコそのもの。また、チャノ・ドミンゲスのフラメンコ・ピアノも切れ込み鋭く、素人には敬遠されがちなピュア・フラメンコに芸術性と普遍性をもたせています。参加ミュージシャンも、ベテラン・ジャズ/フラメンコ・ベーシストのカルレス・ベネベント、ドラムにマルク・ミラルタ、フラメンコ・ギターはエル・ボラことアグスティン・カルボネル、サックスにキケ・ペルドモ等でがっちり固めています。
●息をするのも忘れるくらいの緊張感とため息しかでない華麗な演奏。観光用などではない、元来ストリート音楽であるフラメンコの深みを存分に味わうことのできる決定盤。フラメンコ初心者にもジャズファンにも、ワールドファン全員にお勧めです。 (メーカーインフォより)

1. APOCALIPSIS FLAMENCA アポカリプシス・フラメンカ
2. QUIERO CONTAR 俺は語りたい
3. FUMANDO ESPERO 煙草を吸いながら
4. ADIS アディス
5. AROMA DE TU PIEL おまえの肌の香り
6. AGUA DE LA MA ANA 朝の水
7. HACIA D NDE 何処へ
8. TE DEMOSTRAO 愛の表現
9. UNDEBEL DEL CIELO 天上の神
10. MALAGUE A マラゲーニャ

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