ボロージャ、日本の四国より少しだけ小さい国、
モザンビークと南アに挟まれてある王政国家、
人口120万のスワジランドの自作自演歌手だそうです。
スワジのポップ音楽が入荷するのは、当店初かも知れません。
基本ギター弾き語り、いたってシンプルな作りの、
淡々としたフォーキーなアルバムですが、彼の国で、
このボロージャの音楽は”スワジSOUL”と呼ばれているそうです。
ジンバブウェの故オリヴァー・ムトゥクジや、
コンゴのルクア・カンザ、あるいはマダガスカルのタオ・ラバオ、
ほか、南アのシンピウェ・ダナともステージで共演しているそうです。
この音楽性にして、何となく、納得できる共演歴じゃないでしょうか?
インターナショナル・リリースは、2010年初作から間があいて、本2023年作で2作目となるそうです。
10年作をYouTubeで聴いてみましたが、その決して激することなく淡々とした歌声も、最小限の生音伴奏も、
本作と変わるところがなくて、結局、歌う言葉を大切にする、そういうタイプだなあと、納得しました。
英語曲も2曲ありますが、歌詞はスワジの公用スワティ語(最大部族スワティの言葉)だそうです。
現地での人気はとても高いそうで、こういう歌を聴いているスワジの人々に、何となく好感を持ちます。
歌う言葉の意味はわからなくても、伝わるものは伝わります。
1 Socalile
2 Mkhulu Longakimi
3 Kusele Kancane
4 Akukho Fecela Wamfenyana
5 Lugagadvu
6 Don’t Worry
7 Nibongibonela
8 Touch from Heaven
9 Kwentiwa Yini
10 Sitayicela Ivutsiwe
11 Inhlitiyo Yami