BERITA

ジンバブエ、南西部の都市ブラワヨで生まれ、ニュージーランドで育ち、ロンドンの大学を卒業した後、ジョハネスバーグにて音楽を志し、各種音楽コンテストで優勝、デビューを果たした女性シンガーソングライター、ベリータ。彼女の2017年2ndアルバムはナイジェリア出身のジャズ系ギタリスト Kunle Ayo (クンレ・アヨ、若き日にはエベネザー・オベイのバンドでプレイ、その後、南アや北米、英国でも活躍)をプロデューサーに迎えた、アコースティックな”アフロソウル”〜ズールー語、コーサ語やショナ語、英語でギターを弾き語り、しなやかな歌を聞かせます。で、同郷ジンバブエの先達オリヴァー・ムトゥクジから大きな影響を受けたという、ところ、ポイント高いですねえ(ま、ニーナ・シモンが好きだというはなしも聞きますが、2014年のファーストにはムトゥクジ、ヒュー・マセケラが共にゲスト参加していました)。スッとした伸びやかな歌声が、大きく弧を描いてヒラリと舞い降りるような曲想のあり方、おおらかですねえ、いいソングライティングです。今後注目の南部アフリカ女性歌手であること、確かです。

(参考映像:当然ムトゥクジとの共演曲も!)

go top