１９５８年に独立したギニアを指導したセク・トゥーレ初代大統領はオタンティシテ＝正統と呼ばれる新しい文化政策を導入／ポピュラー音楽においてはアフリ カ本来の正統的な美意識に基づいて創作することを奨励しました。そんな政策のもと中心的役割を果たしたのがこの国立バンド、ベンベヤ・ジャズで、本２ＣＤ アルバムはそんな彼らの最初期録音である６７年から絶頂期を迎えた７３年、そしてメンバーの歌手デンバ・カマラの事故死の悲しみから立ち直り復帰した７７ 年まで、国営レーベル〈シリフォン〉に残されたベスト＆レアー・トラック集２枚組です。が、以前リリースされていた同タイトル『シリフォン・イヤーズ』～同スターンズ・レーベルのＣＤ２枚組とほぼ同じ内容ですので、ご注意下さい(１曲のみレアー・トラックが追加されている他、４４ページの豪華カラー・ブックレットが付きましたが…)。ということで、これから聴いてみようという方、ギニア系マンディング音楽の極致、よせては返すマンディング・ギター＆アフリカン・ホーンズ、そしてグリオ系メリスマティック・ヴォイス＆コーラスの波間にさらわれたい方は、まずはこの２ＣＤから聴いてみて下さい！
＞☆試聴可！

CD 1
1. Republique guine
2. Sabor de guajara
3. Armée guineenne
4. Guantanamera-seyni
5. Dembaty galant
6. Air guinee
7. Guinee hety horemoun
8. Montuno de la sierra
9. Waraba
10. Dagna
11. Doni doni
12. Camera mouso
13. Super tentemba
14. Mami wati
15. Alalake

CD2
1. Beyla
2. Fatoumata
3. Moussogbe
4. Sou
5. N’gamokorô
6. Ballake
7. Mussofing
8. Dya dya
9. Sina mousso
10. N’temenna
11. Téléphone
12. Petit sékou