“Le Mystere Des Voix Bulgares” いわゆる “ブルガリアン・ヴォイス” の元メンバーであり、3作のCDを残している “エヴァ・クアルテット” にも在籍、そのエヴァ・クアルテットの3作目に参加していたエクトル・ザズーにインスパイアされ、13年のソロ名義アルバム “Through The Eyes Of The Sun” をリリース、その続編となるベロノガ・プロジェクト2作目となる本作のタイトルは “地球の目を通して” 。
コーラスではなくソロのブルガリアン・ヴォイスを前面に(背後にアボリジニやピグミーを想わせる女声コーラスが聞こえたりしますが)、東欧〜バルカン〜東地中海系のアコースティック楽器群を生かしたエスノ・ジャズ・テイストのミクスチュアー系バックにおいて、ミスティック、というべき声を聞かせてくれます。タイトルに “地球” とあるように、ブルガリアやスラヴにこだわっているわけじゃないのですが、それでも漂うブルガリアの音楽性が聴きどころということになるでしょうか?
1 Stoyna’s Path
2 Flight
3 Blaming Heart
4 Gadoula Doula
5 Niko Mori
6 Halei Lei
7 Shopp Ladies (Residents Of The Shopp District)
8 Devilish Girl
9 Ribarishko