古筝とカンテレを操るマルチ弦楽奏者:バルボラ・シュウが
東洋と西洋の伝統音楽要素を融合し、フィンランド:オタヴァ島の森の瑞々しいランドスケープを描き出した美しい一枚
瑞々しい自然を想起させる美しい楽曲群、東洋と西洋、そして古と現代の音を穏やかに調和させるその繊細な感性が、ヨーロッパを中心に高く評価されているチェコ出身の歌手/マルチ楽器奏者(古筝/カンテレ/ハープほか):バルボラ・シュウ。これまでリリースされてきた彼女の作品は、自然から受けたインスピレーションをもとに、森の静寂や儚さ、光と音の相互作用、そして人の声と手作りの楽器が持つ純粋性などが表現されてきました。
元来は台湾原住民の伝統音楽文化研究のため、台湾に留学していたバルボラ。学業を進める中、中国の伝統的なツィター属の撥弦楽器:古筝の演奏を学んだことによって音楽への真の情熱に目覚めた彼女は、その後北欧:フィンランドへと渡り、名門:シベリウス音楽院に入学。同校において、フィンランドの国民的伝統楽器:カンテレの高度な演奏技術を習得することとなりました。このヨーロッパとアジアの往来の中で、彼女は中国の古の漢詩やフィンランドの叙情詩/古謡、さまざまな弦楽器演奏技術、そして両国の伝統声楽技法などを深く探求。以降彼女は東洋と西洋の伝統音楽文化から得た豊かなソースを融合し、独自の音楽世界を構築していくこととなりました。
デビュー・アルバム『Olin Ennen』(2021年)は、フィンランドや中国に古くから伝わる詩(それぞれ原語で歌唱)にシュウが旋律をつけたナンバーを中心に構成。同作品は国際的に高く評価され、ワールド・ミュージック・チャート・ヨーロッパ(WMCE)のトップ15、トランス・グローバル・ワールド・ミュージック・チャート(TWMC)のトップ25にランクインしています。ファースト・アルバムのリリース以降数年間は、様々なプロジェクトに参加。サウンドトラック制作、チェコ共和国のフォーク・ホリデー・フェスティヴァルにおける芸術監督、フィンランドの原生林保護のためのイニシアチブ〈オールド・フォレスト・エコーズ〉の設立に関与するなど、精力的な活動を展開して来ました。
そんな彼女がリリースした2025年最新作は、彼女が7年間暮らしたフィンランド:オタヴァ島の森に囲まれた静かな丸太小屋で制作。長い散歩を通じ、手つかずの自然からインスピレーションを受けたという彼女は、この作品において、森、牧草地、海岸線が調和して溶け合う同地の瑞々しいランドスケープを見事に音楽化。バルボラによる爽やかなヴォーカル、古筝、カンテレ、ハープを中心とした優しい楽器構成、中国と北欧フィンランドの伝統音楽要素が溶け合った美しい旋律、ハルモニウムやチェロ、クラリネットによる叙情的な音色、そして繊細なエレクトロニックの導入よって、美しく神聖、そして癒しに満ちた音世界が繰り広げられます。是非ご期待ください。
〜サプライヤーインフォより
●日本語による説明をつけた帯付〜
1. Kiam
2. Jinwan (Tonight)
3. Together
4. Gamlin
5. Hilltop
6. White Stork Tower
7. Inhale
8. Jingtu (Finally)
9. Exhale
10. Yuzhong Laide Ni (Found you)
BARBORA XU / OLIN ENNEN
EMMI KUJANPAA / NANI
KARDEMIMMIT / VIIRA
MAIJA KAUHANEN / MENNEET