バオバブの80年代初頭作品をアナログで!
70年にセネガルの首都ダカールで誕生したオーケストラ・バオバブは、キューバ音楽と西アフリカの伝統音楽の要素を融合させた音楽性を掲げ、当時人気だったスター・バンドやオルケストル・ナンバーワンなどと並んでセネガルのトップ・バンドの地位を確立。その後たくさんの作品を発表し人々を魅了し続けた彼らでしたが、ユッスー・ンドゥールなどの新世代が台頭するようになった80年代になると低迷してゆき、87年には一旦解散するも、その後2002年に大復活を遂げたことはご存知の通りです。
これらは、そんなバオバブが低迷していた80年代初頭に、“BAOBAB-GOUVE-GUI de DAKAR”の名義でJAMBAAR Recordsから発売されたオリジナル盤を、2020年になってSyllartがアナログで再発したものになります。イッサ・シソコによる味わい深いテナー・サックスやバルテレミ・アティッソの煌びやかなギター・ソロがよいフックとなっている両作品には、後年バオバブのアルバム・タイトルにも取り上げられたンジュガ・ジェンや、ユッスーと並びセネガルを代表する歌手チョーン・セックといった人気者も参加しています。
アフロ・キューバンをルーツに持つアフリカ音楽のファンの方なら絶対に持っていたい2作と言えそうです。(サプライヤーインフォより)
Mouhamadou Bamba -1980
(original LP reissue by Syllart 2020)
A1 Mouhamadou Bamba
(Written by Thione Seck)
A2 Ndiawolou
(Written by Balla Sidibe)
A3 Boulmamine
(Written by Ndiouga Dieng)
B1 Gnawoe
(Written by B. Attisso)
B2 Doomou Baaye
(Written by Thione Seck)
B3 Yen Saay
(Written by R. Gomis)
Si Bou Odja -1981
(original LP reissue by Syllart 2020)
A1 Sibou Odia (Full Length) 14:36
A2 Sotante Xalat 6:56
A3 Bon Bon I 6:27
B1 Autorail 7:05
B2 Sou Sedhiou 7:38
B3 Ndiambaane 9:49