ジェンベやタマといった西アフリカのエスニック・パーカッションや弦楽器のンゴニ、ドラムス、サックス、ヴィブラフォン/マリンバ、ベースからなるフランスのアフロ/エスノ・ジャズ・アンサンブル、バリマヤの2019年作。もともと、1990年代からドラムス/ジェンベのジュリアン・アンドレと、マリ人パーカッション奏者で本作ではンゴニもこなしているイブライマ・ジャバテとのデュオでコラボレーションを始めたとのことですが、そこにゴンサロ・ルバルカーバのグループでの活躍などでも知られるキューバ人ベーシストのフェリペ・カブレラらが加わったクインテットとなっています。レパートリーはいずれもオリジナルで、ジャズ的インプロヴィゼーションやアフリカン・パーカッションを絡めたスリリングなインタープレイなど、コンテンポラリーなアフロ・ジャズとしての完成度の高さはもちろん、歌のないマンディング・ポップス的な土の香りが漂わすところもいいですね。(サプライヤーインフォより)
1. Djala
2. Ikko
3. Kayira 2
4. Hamana
5. Lamban
6. Maé
7. L’enfant qui rit à l’envers
8. Cortège
9. Artefact
10. Kayira 1
Julien André: compositions, arrangements, djembé, drums.
Ibrahima Diabaté: dundun, n’goni, tama .
Boris Blanchet: saxophones.
Vincent Limouzin: vibraphone, marimba .
Felipe Cabrera: bass