AZDAVAYLI SAFIYE / KASTAMONU GUZELLERI

AZDAVAYLI-SAFIYEみなさ〜ん、アンカラルですよ〜!この秋のダンス主流、アンカラルですよ〜!って呼びかけてみても、虚しくコダマも返って来ないワケですね…?
でも、こーゆー言い方はいかがなものかと思うんですが、美人歌手ひしめくトルコ音楽シーンにおいてコノ笑顔、ご覧ください(ま、個人的には整形バービー人形みたいなハウス〜ユーロビート系長身モデル風若手女性歌手より、ぐっと親近感が湧く、というか)。どーにも歌一本、誰に媚びるでもなく歌い手になったという感じの清清しいご容姿じゃないですか!
で、実際その歌を聴いてみれば、いわゆるトルコの首都、アンカラ(イスタンブールではない)生まれの民謡系ダンス音楽、アンカラル(打ち込み&エレキサズ入りトルコのクンビア?)を演じることにおいて、堂に入ったその歌声(野趣たっぷり!)、なかなかのものですよ。何を主張するわけでもなく気負いもなく、ご当地の香りをプンプンさせる淡々としたその歌い口が実に濃い(情感が濃いのではなく、風情が濃い)!
というわけで、2015年夏の新譜ですよ。ご当地アンカラで例年CDをリリースする人気者のようですが、この新作、レーベルを移籍しコレまで以上にアップトゥデートした(?って、コレまでの諸作を聴いてきたわけではないんですが、色々ネット上で聴く限り)民謡ダンス、アンカラルを楽しませてくれます。
にしても、なんでアンカラルの男の踊り手はベリーダンサーみたいに(スカート状のものをはいて、金属製カスタネット鳴らして腰降りながら)踊ってるんでしょーか( youtube 映像を幾つか見ると…)?過日、在日トルコ系女性ご来店の折り、居合わせたレコオヤジさんがアンカラル・ダンスのプライヴェートレッスンを受けていましたが、ハタから見ているとその踊りは、どー見ても胸を揺らし腰振ってるよーにしか見えなくて、女の踊りを習ってどーする?と思ったものですが、謎。

go top