「シャバービーは終わった?」なんて、あまり根拠のないことを、アンガームのところで書いてしまいましたけど、このレバノンのナワル新作も、以前にくらべると、ややミディアム or スローな曲が多くなっていて、打ち込みも控えめのような気もしますが、う〜ん、本作もまた、いわゆる”アダルト・オリエンテッドなシャバービー”と言うべきでしょうか? なんてったって46歳、昔みたいにキャピキャピされても、そりゃー聴衆が許さない、ということはあるでしょう。と、そう思って聴いてみると、この人、その軽快さと艶のある歌い口、やっぱり、実力派なんだなあと、気づきます。さて、ナンシー嬢はどう出るか、この項には関係ないけど、ちょっと楽しみになって来ました…。